四国中央市でも年々増え続けている「空き家」。 「今はまだ大丈夫」と思っていても、家は人が住まなくなった瞬間から驚くほどのスピードで傷んでいきます。
市役所の空家等対策室長として、数多くのトラブル現場を見てきた私が、ご自身で管理される際、あるいは業者に依頼する際に必ずチェックすべき「5つの急所」を解説します。
1. 「通風・換気」は家の寿命に直結する
空き家で最も怖いのは「カビ」と「腐朽」です。 閉め切った室内は湿気が溜まり、畳や壁紙がカビるだけでなく、家の骨組みを腐らせます。
- チェック内容: 全ての窓と押し入れを開放し、30分〜1時間は空気を入れ替えます。
- プロの目線: 押し入れの奥がカビていないか、床にふわふわした浮きがないかを確認します。
2. 「通水(水出し)」で封水を守る
キ ッチンやトイレの排水管には、下水の臭いや害虫を防ぐための「水(封水)」が溜まっています。これが蒸発すると、家中に悪臭が漂い、ゴキブリなどの侵入を許します。
- チェック内容: 全ての蛇口を1〜2分間出しっぱなしにし、トイレも流します。
- プロの目線: 水を出した後に、排水口から異音がしないか、水漏れがないかもセットで確認します。
3. 「雨漏り」のサインを見逃さない
雨漏りを放置すると、修理代が数百万円に跳ね上がります。屋根に登れなくても、室内の天井を見れば兆候は掴めます。
- チェック内容: 全ての部屋の天井に「シミ」ができていないか、クロスが剥がれていないかを目視。
- プロの目線: 意外と見落としがちなのが「サッシ周り」。窓枠からの浸水も要注意です。
4. 「庭木・雑草」の越境トラブル
市役所に寄せられる苦情の堂々の第1位は、実は「枝が道路に出ている」「草が隣の家に侵入している」という近隣トラブルです。
- チェック内容: 敷地外へ枝が出ていないか。害虫(ハチの巣など)が発生していないか。
- プロの目線: 秋から冬にかけては「落ち葉」の飛散も苦情の原因になります。
5. 「外部の破損」と不法投棄
空き家であることが一目で分かると、不法投棄や防犯上のリスクが高まります。
- チェック内容: 郵便受けにチラシが溜まっていないか。窓ガラスが割れていないか。
- プロの目線: 「ポストの整理」は、防犯対策の第一歩。ここが綺麗なだけで、犯罪者に狙われにくくなります。
結び
空き家管理の基本は「早期発見・早期治療」です。 四国中央市にお住まいでない方や、忙しくて手が回らない方のために、株式会社ブルーバードでは、私が行政の現場で培った視点を活かした「空き家巡回管理サービス」を提供しています。
大切な資産を「負債」にしないために。不安なことがあれば、いつでもご相談ください。

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